介護タクシー(車椅子やストレッチャーを搭載し走行する車両)の車種による乗り心地の違いです。
背骨や首の骨に疾患があり、なるべく振動しない方がいい方、できるだけ垂直に座りたい方の参考になればと思います。
介護タクシーの多くは大まかに2つのグループに別れます。
墨田区、江東区など城東地区を目安にしています。都心5区など高級車を使っているところはわかりません。
運転技術は除外しています。
一般的に福祉車両のイメージがある白い大きな車
ベース車両が貨物になります。
人員数、架装(リフト、バー、固定装置など)により重量が多くなってしまうために足回りが耐えられるようになってます。
足回りが固く、浮き沈みがないために地面の振動が直接、上にあがってくるのでガタゴトします。
車いすは前後に2機搭載できますが、前でも後でもあまり変わらないような感じがします。(前搭載だと足元が狭いです)
同乗者が乗るシートは薄く、クッション性はありません。
2列目、3列目の折りたたみ補助席はより悪いです。
室内は、高さはありますが座席は狭いです。特に足元は狭いので長時間はキツいです。
外見が大きいので室内も広く思いますが、車いすやストレッチャーを搭載するスペースを十分に確保するために、同乗者が乗るところがメチャクチャ狭いです。
見た目、車いす移動車とわからない5ナンバーの1BOX
ベース車両が乗用になります。
乗用車両なので足回りに柔軟性があり、地面からくる振動が少ないです。
シートも厚くクッション性もいいので同乗者の方も楽です。
5ナンバーの1BOXは、車いすの搭載方法がスロープになります。少ないですがリフトもあります。
3列目に固定するタイプがほとんどです。
3列目は緩やかな傾斜がついています。
2列目に固定できるタイプもあります。
2列目は3列目より平行に座れます。
背骨や首に疾患がある方やなるべく垂直に座りたい方には、2列目に固定できる車種を選んだ方がいいかもしれません。