介護に関する教科書で特に初任者で受ける内容は、とても人生の役に立ちます。
福祉や医療などに触れられている方には、当たり前な内容かもしれませんがとても感銘をうけました。
自分の子どもたちには教えてあげたいことがいっぱいありました。
今の時代、風潮にはあいませんがとてもすばらしかったです。
この考えと共に介護をしてお金をもらう職業の難しさも実感しました。
国はお金を出してまで人材確保にやっきになっていますが、介護なんて誰でもかれでもできるわけありません。
実際にお金をもらって教育を受けに来ている方は、さまざまな考えの方がいらっしゃいます。
頑張る気持ちさえあればいいのかなと思うこともありますが、授業が進むに連れて、これは無理なんじゃ?と思ってしまいます。
介護職とは?や介護職の考え方の理想がものすごく高いからです。
単にやり方、食事のお世話、お風呂の入り方など技術的なことを教えてもらいにいくという考えでしたが違いました。
相手の気持ちに立って、相手の身になって、気配り目配り心配りと、何回も相手の気持ちを考えて介護をするという内面のことがとても多かったです。
実際の現場では作業量も末端者の責任もとても多いのです。
記録、シート、報告などなどなど事務的作業もあります。
利用者さんの身体の観察をしっかりしないといけない。
それは介護職の役目で見逃したら・・・のようなことも言われたり言われなかったり。
じゃ責任分界点はどこまで介護者が負うのかを先生たちにも聞きましたが、やはり責任はあります。
一瞬や短時間のうちにみれるのか?先生いわくみれるんだって。。。
若い人でやる人いるのかな?
もとより福祉やボランティアに興味がある人は一握りで、ほとんどの方が自分の職をその方向に考える人なんてほとんどいないですね。
学生さんのバイトで、責任をまったく負わないでいいバイトと同じような賃金でやらないといけない。
お世話してあげたい気持ちがあっても、低賃金で責任もありで来るのでしょうか。
介護というイメージが悪すぎます。
人を集めるなら裾野を広げ若い多くの人に目に止めてもらうことが必要に思います。
職種や職業一覧で介護という文字があると飛ばして目も止めないので、イメージ戦略も考えてみるのも一理あるように思います。
例えば、介護の単語をやめてADLワーカーとか、ライフバックワーカーとか、なんちゃらプランナーでもまず横文字にしてみるとか。
若い人がこれ何と目に止めて、クリックしてもらうことが第一歩のような気がします。
先意承問 せんいじょうもん お経の中に出てくる言葉
相手が何を思い考えているのかを先に察してあげて、それを受け止め、自分が満たしてあげるという意味。
相手の身になって、気持ちを考える・・・何百年も言われ続けている永遠の課題ですね。
台東区介護タクシーの女性ドライバーとして、ご利用者さんの対応に問題はないのだろうか。
包む心の気持ちが、目に行き、バックミラーで目が合ったときに女性らしい優しさの表情は出来ていただろうか。
視線をずらしてしまっていなかっただろうか。